いるが、幸せに見えたし、昔からの特
徴だった柔らかな声がさらに柔らかくなったようだ。ちょうどお母さんは
お母さんの幸せについて一方的に罪感の
ようなものを感じているような気
としてので、外にたむろしてないし、大きな声で笑うこともないようだ
った。しかし、彼はいつもきれいな服を着ていた薄めの
化粧をしていた。このことも私の心に満足している。
しかし、ここに思わぬ辛さがまたあっ
た。ヒョンギュの気持ちはいつも私
の心を重くしている。あまりにも苦痛に考慮されるとき
は、ここに来るのいけばよかったのに、単独でつぶ
やくこともある。しかし、その
考えは長くは続かない。私は、もし私の生涯で一度も彼に会うことがなく
、死ぬことにはということを考えると胸がひんやりしてなるま
でする。何も行われなくても良かった。私は彼に会った事
だけに、世界のどの女性よりも幸せなのだ。